人への投資②~学び直しの支援

こんにちは。ヒューマンリソースサポートです。当社は、体験型研修や人材育成の研修をおこなっています。

このたび、日本経済新聞より興味深い記事を見つけたので紹介いたします。

 

『人への投資1割増の1100億円 厚生労働省23年度要求案』

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA223T50S2A820C2000000/?unlock=1

 

(一部抜粋し、記事を紹介いたします。)

厚生労働省の2023年度予算の概算要求案が22日、分かった。政権の重要課題である人への投資を進めるため、学び直し支援などに22年度予算比で1割増の1101億円を求める。デジタルなど成長産業の人材育成を強化するほか、人手不足業種への労働移動を促し、成長力の底上げにつなげる。
25日に与党に提示する。人への投資は政権が掲げる「新しい資本主義」の重点項目だ。従業員のリスキリング(学び直し)や賃上げ、職場環境の改善などを通じて働きやすさや働きがいを高め、生産性の向上につなげる狙いがある。24年度までの3年間に政府全体で4000億円規模の予算を投入する計画だ。


学び直しには個人の適性や能力を見極め、専門的な観点から助言や進捗を確認する伴走型の支援が重要になる。そうしたキャリアコンサルティングを在職中から活用できるように「キャリア形成・学び直し支援センター」(仮称)を全国に整備する。一般の人が相談しやすい環境を整えて転職やキャリアアップを促す。企業のデジタル人材育成のための支援も進める。
従業員が所属企業との雇用関係を保ったまま別の企業で働く「在籍型出向」の促進も盛り込んだ。出向元と出向先の事業主に対して賃金や経費を助成する「産業雇用安定助成金」を活用したスキルアップ支援を新設する。経営難の企業が雇用維持に活用できるほか、人手不足の業種への出向などで成長産業への労働移動を促すメリットがある。
日本は人への投資で後れを取っている。厚労省の資料によると、国内総生産(GDP)に占める企業の能力開発費の割合は2010~14年の平均で0.1%にとどまる。米国や欧州は1~2%で推移する。